2月23日の訴訟の会の解散総会で、最後の弁護団の解散報告、の場面で、内河弁護団長が、何と「弁護団は解散しません!」というサプライズ発言をされました。
こうして引き続き弁護団は活動を継続することとなってしまいました。 確かに、手綱を緩めることが出来ない、むしろ大変な状況が続いています。 政府はソマリアに自衛隊を派兵しました。自衛隊法では許されないはずなのに、それを無視して派兵を強行しました。日本は一人前の法治国家ではない、という悲しい現実を世界にアピールしました。「国際貢献」以前の話です。 イラク派兵差止訴訟弁護団は、今年に入ってからも報告会を引き続き行っていますが、田母神問題やソマリア問題など、違憲判決を軸にしながら話すことが増えています。 事実を知り、そして違憲判決を武器に、声を挙げ、市民の力を発揮していきましょう! #
by iraben
| 2009-03-17 21:14
訴訟の会からです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 第6回総会のご報告 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004年2月29日に設立してから、丸5年。派兵差止と違憲確認の実現を目指して法廷内外で様々な運動(裁判運動)を進めてきました。 そして昨年4月17日、名古屋高裁イラク派兵違憲判決を全国の仲間との連携・協力で勝ち取り、 この違憲判決が力となって12月下旬にはイラクから自衛隊をすべて撤収させことができました。 会の目的を達成することができたのを機に、会としての運動に区切りをつけました。 今後は、訴訟に関わった私たちみながそれぞれの場で、必要に応じて連携し合い、違憲判決をさらにひろめ生かしていくようにしたいと願っています。 違憲判決後も政府は、新テロ特に基づくインド洋での給油活動継続、 本年3月上旬には現行法の拡大・逸脱解釈によってソマリア沖へ海自護衛艦2隻派遣、 それと併行して一般法としての海賊対策新法策定の動き、 アフガニスタンへの陸自ヘリ派兵目論みなど、依然として違憲・違法行為を積み重ねようとしています。 そうした状況下にあって、わたしたちが、勝ち取った違憲を”武器”にして様々なかたちで闘い続けていくことはとても重要です。 その意味でイラク訴訟の会の解散は、次への新たな行動のスタートです。 解散はしましたが、会への連絡は当分の間、従来の連絡先 名古屋学生青年センター、電話:052-781-0165 Fax:052-781-4334、 メールアドレスを維持することにしました。 会のホームページ(http://www.haheisashidome.jp/)も、5年間は維持し、訴状・準備書面・判決文・諸資料などを閲覧、ダウンロードできる体制を維持します。 解散後も、最後の会報の編集・発送、5年間の訴訟の会運動総括、 判決報告講演に関する連絡・調整、訴訟文書・資料の整理・管理・保管など、課題がたくさん残っています。 これらの課題は、いままでの訴訟の会スタッフを中心とする有志グループによって進めていく予定です。 5年にわたり、全国の皆さんから励ましをいただき、ご協力ご教示下さったことに対し、こころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。 #
by iraben
| 2009-03-03 19:39
JVCのパレスチナの緊急医療支援にご協力下さい。アドレスが反映していませんがご容赦下さい。
────────────────────────── ■募金にご協力ください ────────────────────────── (1)インターネットからクレジットカードで募金 JVCクレジットカード募金 情報入力画面からお申込ください。 「募金先指定」の項目で「パレスチナでの活動」を選択してください。 https://gt205.secure.ne.jp/~gt205119/form_creditbokin11.html (2)郵便振替で募金 00190-9-27495 「JVC東京事務所」 ※通信欄に「パレスチナ」とご記入ください。 -------------【転送歓迎】-------------- 皆様 日ごろより日本国際ボランティアセンター(JVC)にご協力いただきありがとうございます。 先月27日に始まったイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃は地上侵攻へと拡大し、民間人の犠牲者はさらに増え続けています。 今回のガザの緊急事態を受け、JVCは「パレスチナ医療救援協会(PMRS:Palestinian Medical Relief Society)」を通した緊急医療支援を決定しました。 救急セットの配布や、現地ボランティアが止血や人口呼吸等の救急対応にあたれるためのトレーニングを支援します。 支援の開始に伴い、JVCはパレスチナでの活動への寄付を呼びかけています。 ──────────────────────────────────── ■ガザ地区への緊急医療支援を開始 ──────────────────────────────────── ○主な内容: ・診療所への救急セットの配布 ・ボランティアへの救急法トレーニング実施 (止血や人口呼吸等) (既にトレーニングを受けた人たちの再講習も含む) ・救急法講習のための道具の購入 ○支援額:10,000USドル(約100万円) この支援は、これまでJVCが共に活動してきたガザの医療団体である「パレスチナ医療救援協会(PMRS:Palestinian Medical Relief Society)」を通して行います。 パレスチナ・ヨルダン川西岸に駐在するJVCの日本人スタッフが、PMRSと協議しながら活動を進めています。 ──────────────────────────────────── ■支援の背景 ──────────────────────────────────── 現在、ガザ中心部にある病院は重傷者であふれており、中等度や軽症のけが人に十分に対応することができずにいます。また、病院まで負傷者を運ぶことが困難なほどに混乱もしています。 PMRSはこれまで地域の診療所(クリニック)をベースに医療活動を行っており、救急活動に携われるボランティアを数多く養成してきました。 そこでJVCは、PMRSのクリニックへの救急セットの配布と救急ボランティアのトレーニングを通して、現地の医療活動を支えるにしました。救急用具と、止血や人口呼吸など救急対応をできる人々が地域にいることは、特にこの緊急状態ではとても重要です。 同時にこの支援が、ガザの人たち自身が互いに助けあい、危機状況を乗り越えていくための励みにもなればと考えています。 なおJVCは12月30日に、日本の外務大臣および駐日イスラエル大使へ攻撃停止の要請書を提出しています。 http://www.ngo-.net/jp/projects/palestine/data/20081230_lettermofa.pdf ──────────────────────────────────── ■現地からの声 ──────────────────────────────────── 現在、ガザにある全てのPMRSのクリニックでは、全ての医療チーム、そしてボランティアたちが24時間体制で、次々と運ばれてくる攻撃による負傷者の治療にあたっています。また、全ての救急車、巡回診療車を稼動させ、混乱状態の中クリニックまでたどり着くことのできない負傷者の搬送にも追われています。 ○PMRS職員 アブ・クーサ氏(1月3日) 「クリニックは相変わらず、次々と運ばれてくる負傷者で溢れている。どんどん増えるばかりだよ。今大きな問題となっているのは、負傷者の搬送だ。混乱と危険、そして路上は空爆による被害で車が走ることが出来ない状態になっている。 緊急に手当てを必要な人たちがクリニックにたどりつけない。」 ○PMRS代表 ムスタファ・バルグーティ氏(12月30日) 「昨日からガザで、ファースト・エイド(救急処置)のキャンペーンを始めた。 この状態がどのくらい続くか、どこでいつ負傷者が出るかわからないため、コミュニティーレベルで救急対応できる体制を作ることが必要だ」 ※PMRS代表によるガザ医療状況の報告詳細(12月30日) http://www.ngo-jvc.net/php/jvcphp_epdisp.php?ThreadName=p01&ArticleNo=332 ────────────────────────────── ■JVCとPMRSの関係 ────────────────────────────── JVCは1995年からPMRSと共同で村の診療所、巡回診療の支援、2002 年には第二次インティファーダを受けての緊急医療支援、現在は東エルサ レムで学校保健事業を行ってきており、その活動に信頼をおいています。 今回の支援内容についても、パレスチナ西岸地区においてPMRSスタッフと JVC日本人スタッフとで協議したものに基づいています。 ──────────────────────────── ■募金にご協力ください ──────────────────────────── (1)インターネットからクレジットカードで募金 JVCクレジットカード募金 情報入力画面からお申込ください。 「募金先指定」の項目で「パレスチナでの活動」を選択してください。 https://gt205.secure.ne.jp/~gt205119/form_creditbokin11.html (2)郵便振替で募金 00190-9-27495 「JVC東京事務所」 ※通信欄に「パレスチナ」とご記入ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○パレスチナ関連の最新情報 http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine/200812gaza.html ○JVCはこれまで、ガザ地区の栄養失調児への支援や、医療サービスの届きにくい地域での巡回診療などの活動を行っています。これまでの活動はこちら。 http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <発行> 日本国際ボランティアセンター(JVC) 〒110-8605 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル6F TEL 03-3834-2388 FAX 03-3835-0519 info@ngo-jvc.net http://www.ngo-jvc.net (パレスチナ事業担当:藤屋 jvc-jer@ngo-jvc.net) #
by iraben
| 2009-01-05 14:59
12月23日,名古屋市内の愛知県勤労会館で開いた「空自撤退! みんなで勝ちとった違憲判決全国集会」は大成功のうちに終わりました。愛知県外からも全国から(北は北海道から南は沖縄宮古から)多数お集まり頂きました。会場のイスが足りなくなり,立ち見をお願いした方も多数いらっしゃいました(伏してお詫び致します)。
集会では,市民の力で違憲判決を勝ち取ったことと,違憲判決を力に,まさに12月23日にイラクからの自衛隊の部隊の撤退を実現させたことを大勢の皆さんとともに確認し合いました。 そして,それぞれ限られた時間でしたが,違憲訴訟紙芝居に始まり,全国の訴訟を闘った原告、弁護士の皆さんのリレートークと続き,後半は長沼訴訟などで弁護団の中心を担い,このイラク訴訟全国弁護団のご意見番を務めて下さった内藤功さん,元レバノン大使で名古屋訴訟の原告の天木直人さん,法廷で平和的生存権の証言をして下さった小林武さんにお話し頂きました。 その後,中谷弁護士,川口弁護士と続き,最後に池住さんに将来の展望を語って頂き,平和な社会の実現に向かって確信を持ちながら、そして皆さんの熱気の余韻を残しながら、集会を終えていきました。 国内ではアフガンへの給油に続き,派兵恒久法の流れが根強く残っています。その他,貧困問題は深刻化し,他方で軍事に依存する傾向が強まっています。 また,国外に目を向ければイスラエルのガザへの侵攻など,深刻な問題は続いています。 しかし,私たち市民は諦めない。諦めずに声を挙げ,闘っていけば,必ず道は開かれる。 このことを違憲判決の過程で私たちは学びました。 諦めずに声を挙げる。そのことを胸に刻みながら,多くの皆さんとともに2009年を少しでも良い年にしていきたいと思っています。 今年もよろしくお願い致します。 イラク訴訟名古屋弁護団一同 #
by iraben
| 2009-01-05 14:57
4月17日に違憲判決が出て、5月の2日に確定しました。
5月からこれまでの間に、270件を超える報告会を全国でさせていただいてきました。非公開のものと、これからの予定を含めると300件を超えています。 報告会を開催してくださった全国の皆様、また、報告会に足を運んでくださった多くの皆様が、違憲判決をしっかり受け止めてくださった。その皆さんの力が自衛隊の撤退という大きな結果を産み出したのだとおもいます(政府はいろいろ詭弁を弄していますが、政府内部、防衛省内部でも私たちが思っている以上に違憲判決が影響力を持っているのは間違いないようです)。 12月23日には名古屋で全国の皆さんとこの自衛隊撤退の成果を共有したいと思っています。 田母神問題など、自衛隊の問題も浮き彫りになってきています。竹内行夫の問題も重要です。 これらの問題についてもしっかりと視野におきながら、憲法を活かすたたかいにつないでいきたいと思っています。 私たちは一人一人は微力ではあるけれど決して無力ではありません。 また、大きな運動をいつも続けられるわけでもありません。 この裁判も4年間、山あり谷ありでした。 細々と、堂々と。 自分のできることを細々と、でも堂々と続けていきたいと思っています。 (川口) #
by iraben
| 2008-12-07 23:47
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