山形の旅

c0176103_1434255.jpg   9月26日と27日、山形県の鶴岡市と山形市で学習会をして下さる企画があり、名古屋から空を飛んでうかがいました。

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  9月26日は日本海側の鶴岡市で夕方から会をしていただきました。あいにくの雨模様。こちらの冬は風が強く、雪は空からではなく下から地吹雪のようにふってくるそうですが、この日も冬が近づいてきたのか、風が吹き荒れていました。そんな悪天候にもかかわらず、50人近くの方が会場に足を運んで下さいました。

  「イラク 戦場からの告発」のDVDも上映しながら、この訴訟で、誰がどんな思いで、どんな裁判をしてきたのか、ということについて、話をさせていただきました。また、自衛隊を、世界中でアメリカが行う戦争へ、いつでもどこへでも参戦させることができるための「派兵恒久法」の構想を、この判決を使ってどう止めていけるか、という手がかりについても少しだけでしたが話をさせていただきました。
  「ニュースで違憲判決が出されたとは聞いていたけれど、今、日本が戦争をしているって言う判決だったんだね」と、率直な感想を寄せて頂きました。

  鶴岡市は、1973年のオイルショック時に石油業界が闇カルテルを結んで、灯油を売り渋り、灯油価格のつり上げをはかったことに対し、地元の主婦の皆さんを中心に1654名もの方達が灯油裁判に立ち上がった地だそうです。
  生活に根ざした生協運動を基盤に、消費者の権利を確立する上で大変画期的で先進的な裁判運動を、何十年も前にされていたのだそうです。今回学習会を企画して下さった山形県原水協の佐々木俊司さんに教えて頂きました。

 原告の方一人ひとりがその訴えをお腹の底まで落として裁判をたたかわれ、裁判所や裁判の行い方に対して市民の常識で意見を述べて裁判を作ってこられた、という点は、様々な違いはあっても、このイラク訴訟と相通じるものがあるかもしれない、と感じました。

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 9月27日は昼からの会のため、山形市へ向かいました。月山を越えると雨は上がり、青空の下、刈り入れ間近の稲穂が金色に光っていました。日本海側の鶴岡市と内陸の山形市とでは、天気だけでなく、秋の名物「いも煮」のスタイルも違うのだそうです。
 
 山形市の会は、飛行機の都合があり、話をさせていただき質疑を受けた時点で会の終了を待たずに退席しなければならず残念でしたが、100人近くの方がやはりとても熱心に話を聞いて下さいました。

  会場となったビッグウイングには、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」のライブラリがありました。アーカイブを観ることもできるようです。いつか時間をかけて訪れてみたいです。

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  山形県には、11月以降も何度か、山形各地へ弁護団が出かけて報告会をさせて頂く予定があります。ますます多くの方にこの判決を知っていただけますように。(た)

   ※上の写真は、帰りの山形空港で出会った虹です。おおきな虹でしたが、私の小さい携
   帯電話では虹の一部しか写すことができませんでした (^^;)
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by iraben | 2008-10-01 14:50
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