南相馬市と相馬市にて

8月30日、福島県北部太平洋側に位置する相馬市と南相馬市(旧原町市)にて報告会をさせていただきました。
相馬は野馬追(のまおい)で有名な街。少し早めについたので、南相馬市博物館に足を延ばし、相馬との馬追の歴史に触れてきました(立派なシアターがあり、ほぼ独占して相馬の歴史を学ぶことが出来ました)。

野馬追はさかのぼれば平将門の野馬追に起源を持ち、相馬では1323年ころから行われるようになったといわれています。今では毎年7月23日から25日まで3日間行われます。
甲冑をつけた「武者」がまたがった騎馬が総勢500騎も繰り出す伝統行事で、まさに圧巻です。
何と今でも総大将は相馬家の当主だそうで、総大将の号令で野馬追が始まります。
歴史の重みを実感いたしました。
おそれいりました。

違憲判決の報告会はまず南相馬市の原ノ町駅のホテルで2時から行われました。会場一杯になり、皆さん熱心に違憲判決の内容に向き合ってくださいました。これまでこういった集まりに足を運んだことがない方も大勢参加頂いたようです。地元に新しい広がりができたようで何よりでした。

報告会の後、少しの時間懇親会を持って頂き、地元のあったかい雰囲気が良くわかりました。
学校の先生方(あるいは退職者)が主催をしてくださったのですが、みなさん、善良な学校の先生を絵に描いたような方達ばかりで、子どもたちにも誠実に向き合っているのだろうな、と思いました。

次の報告会は7時から相馬市の「はまなす館」というところで行いました。

主催者の一人の新妻さんからは、「こじんまりした集まりですから適当で結構です」と言われていたのですが(少ない人数でも適当に話すことはありませんが)、実際に行ってみると土曜日の夜にもかかわらず、会場一杯に参加者が詰めかけてくれました。「人づてに聞いて、足を運んだ」という方も多く、主催者の方達も半分くらい知らない人だったとのことでした。

報告会が終わった後、相馬の居酒屋で主催をしてくれた4人の方と夜11時半頃まで酒を酌み交わしました。

地元で「中島ストア」を経営されている中島さんは、店で刺身の対面販売もしているそうです(めちゃめちゃ美味いらしい)。
中島さんはいつも刺身を裁きながら、お客さんに社会の様々な問題について議論をふっかけるそうで、お客さんはといえば中島さんが刺身が裁き終わるまではその場を離れることもできず(しかも中島さん、包丁持ってますし…)、議論に付き合わされるようです。その結果店に二度と来なくなる人と、やみつきになる人と極端に二分されるとのこと(だろうなぁ)。

自分の自宅のそばに中島ストアがあったら、やっぱりやみつきになるだろうな、と思える、とても明るい、豪快な方でした。
今度相馬に来たときには、絶対中島ストアに行きます。

また、その日一日車の送り迎えをしてくださった(翌朝も旅館まで迎えに来てくださいました)新妻さんは、味のある方で、口数は多くはないのですが、あったかーい人でした。相馬のことなどもいろいろ教えてくださいました。天候が悪かったためいろいろ御迷惑もおかけしました。

南相馬でも、相馬でも、とても味のある魅力的な人達に会えました。
皆様に感謝。川口 
(写真は左が中島さん、右が新妻さん)c0176103_1831472.jpg
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by iraben | 2008-08-30 23:16
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